異業種への転職

保育士から販売職に転職できる?【どちらもホスピタリティが必要だが利益を求めるのが保育士と違うところ】

保育士で転職したいと思っている人の中には、異業種に転職したいと思っている方もいるようです。

私が保育園で働いていて思ったことは、保育士は臨機応変に対応する能力やコミュニケーション能力がとても高いことです。

このことは、保育士が販売職に転職しやすい理由にもなります。

転職しやすい点として挙げられるのが以下になります。

  • どちらも笑顔やコミュニケーション能力を求められる仕事だから
  • 販売職は仕事内容が目に触れることが多いので仕事のミスマッチが少ない
  • 転職のハードルが低い(必須の資格などがない)

今回は、宝石の店頭販売の仕事をしていた経験から販売職の特徴や、保育士の経験が活かせる点などについて書きました。

販売職の特徴

勤務や雇用形態の特徴
  1. 早番、遅番などのシフト勤務
  2. まとまった休みは取りづらい
  3. 採用基準はその店の客層や特徴によって異なる
  4. 店長以外はパートや派遣(マネキン)のことがある

➀早番、遅番などのシフト勤務

販売職は保育士と同じように、早番、遅番などのシフトで働きます。

保育士はシフト勤務に慣れているのでやりやすいと思います。

②まとまった休みが取りづらい

保育園は日曜日・祝日は休園ですし、夏季休業・年末年始も休園ですが、お店は店休日がほとんどありません。

1年を通して店休日がないので、まとまった休みは取れないです。

③採用基準はその店の客層や特徴によって異なる

販売の仕事は扱っている物や客層によって求められる販売員のタイプが異なります。

例えば、若い人向けのお店では若い店員が求められますし、居酒屋では明るく元気な店員を求めています。

また、電気店や携帯電話の販売などでは専門知識がある方を求めています。

これは、その方の個性にも関わる部分ですのでうまく自分の個性と合ったお店を選ぶことも重要です。

④店長以外はパートや派遣(マネキン)のことがある

規模の小さいお店などでは、店長は社員でも他の販売員はパートや派遣のことが多いです。

正社員になりたい場合は、規模の大きなお店や都市部で働くことをおすすめします。

また、店長になれば正社員になれることもあります。

 

仕事内容の特徴
  1. 笑顔とコミュニケーション能力、ホスピタリティが必要(扱う商品によって多少違う)
  2. 利益を求める仕事
  3. ノルマがある店もある
  4. 忙しい時期と暇な時期がある

①笑顔とコミュニケーション能力、ホスピタリティが必要(扱う商品によって多少違う)

販売職は特に笑顔コミュニケーション能力を求められますが、これは保育士とかなり共通する部分です。

また、ホスピタリティが求められることも多いです。

高額な商品を扱う場合などは、コミュニケーション能力の他にホスピタリティも求められます。

どれも保育士が普段からやっていることですので、保育士と販売職は親和性があると思います。

しかし、扱う商品によってはコミュニケーションがあまり必要ない場合もあります。

お客さんがレジに商品を持ってきてくれるまで話す機会がないということもあります。

②利益を求める仕事

株式会社の保育園などでは利益を求めているようですが、現場で働く保育士が利益を意識しながら仕事をすることはあまりないと思います。

しかし、販売職は一人一人が売り上げや利益を意識して仕事をしなければなりません。

販売職は、売り上げ額がすぐに給料や時給に反映されやすい仕事です。

そこが保育士とは大きく違うところだと思います。

③ノルマがある店もある

私が働いていた宝石店ではノルマはなかったのですが一人一人に販売目標がありました。

また、毎月の店舗別の売り上げ順位と全店舗の従業員の個人売上順位のリストが公表されました。

この順位によって時給の見直しが数か月ごとに行われました。

こういう店ばかりではないと思いますが、パートで働く場合も売り上げに対するプレッシャーはあります。

④忙しい時期と暇な時期がある

販売職は忙しい時期はかなり忙しくて休みが取れないこともあるのですが、暇な時期はお店に立っているだけのような日もあります。

保育士の経験が活かせる部分

  1. コミュニケーション能力が活かせる
  2. 臨機応変な対応
  3. ホスピタリティが活かせる
  4. 体力がある

➀コミュニケーション能力が活かせる

保育士は子どもと関わるだけでなく、調理員、看護師などと連携して仕事をします。

また、保護者とは登園時や降園時、保育参観などの時に関わりがあり、毎日保護者に子どもの様子を伝え、保育参観の後に保護者と懇談することもあります。

こういう経験は販売の仕事にもかなり活かせます。

②臨機応変な対応

保育士は、子どもをお世話する中で常に優先順位を決めながら仕事をしています。

また、臨機応変に対応することも多いので、販売の仕事のように一人一人のお客さんに合わせた対応を求められる仕事にも向いていると思います。

③ホスピタリティが活かせる

ホスピタリティとは、こうしたらもっと相手が喜ぶのではないか、もっと便利に感じるのではないかということを考えて行うものです。

保育士は常に子どものことを考えながら保育をしているので、相手の立場になって考えることに慣れていると思います。

④体力がある

販売職は、一日中狭い空間に立っている仕事なので最初は足が棒になりますが慣れてくればそこまで苦痛ではないです。

保育士は一日中動き通しの仕事なので、販売職では物足りないくらい体力的には楽だと思います。

避けるべき販売の職場の特徴

  1. 商品を従業員に買わせようとする
  2. 経験者を採用しない
  3. 極端に休みが少ない

➀商品を従業員に買わせようとする

売り上げが悪い販売員やパートさんに商品を売りつけようとする店があります。

「いつも買わないよね?」「商品に興味ないの?」などと言って買わせるパターンです。

これではお店に給料を返しているようなものです。

②経験者を採用しない

人を採用する時は経験者が優遇するものですが、販売職ではそうでないこともあります。

私のいたお店では店長の一任でパートの採用を決めていたのですが、宝石販売経験者は採用しませんでした。

売り上げのことを考えると経験者を採用しないことは信じられませんでしたが、後から考えると店長の思い通りになるような未経験者だけを採用したかったのだと思います。

また、この店長は他の店に引き抜かれたのですが、その際に元からいたパートさんを全員辞めさせて新たに未経験者数人を採用してメンバーを入れ替えました。

このような店長の下ではいつ首になるか分かりません。

③極端に休みが少ない

ギリギリの人員で回していることも多く、遅番からは一人だけでお店を回すこともあります。

また、一年を通してまとまった休みが全くないこともあるので、そういった職場は避けたほうがいいです。

終わりに

どの業種も良い部分と悪い部分はあると思いますが、保育士から販売職には転職しやすいと思います。

年齢面では、事務職ほど若い方ばかりを採用することはありませんが、扱う商品によって求められている年齢は変わります。

保育士は辛いから転職したいという気持ちもあると思いますが、保育の職場と同じようにどの職業でも表の面と裏の面は必ずあるのでマイナスの面にも目を向けることが転職で失敗しないことにもつながると思います。