保育士の転職

保育士から事務職への転職

2022.01.26更新

保育士は休憩は取れないし、人間関係は悪いし、もう嫌だ。

保育士以外に転職したいけれど、事務職は無理かな。

と思っている方もいると思います。

保育士以外に転職するならどんな仕事に就きたいと思いますか?

休憩が取れて、残業代もしっかり出る仕事に就きたいですよね。

私は独身の時に販売から事務職に転職をして約5年間働きました。

その会社は、昼休憩は外でランチをする社員がいて、残業代は10分単位できっちりと計算される会社でした。

販売から事務職に転職できましたが、特別な事務スキルはありませんでした。

それでも採用された理由は2つあります。

事務職の転職に成功した2つの理由

私が販売から事務職に転職できた1つ目の理由は扱っていた商品が同じものだったかです。

もちろん、それを狙って応募しました。

販売員として店頭で売っていた商品と、面接した会社で扱っている商品が同じものでした。

会社同士の取引も多少ありました。

2つめの理由は応募した業種が営業事務だったことです。

事務職には色々な種類があるのですが、営業事務は「営業」とあるように、取引先とのコミュニケーションが必要な事務です。

販売の仕事はコミュニケーションを必要としますので営業事務とマッチしていたことが理由です。

この2つの理由を考えると保育士が事務職に転職できる可能性はあると思います。

保育士は臨機応変に対応する能力やコミュニケーション能力がかなりあるので事務職にも活かせるからです。

保育士から事務職に転職するのは難しいと思っている方もいるかもしれませんが、事務の種類を選べば可能だと思います。

適性検査LP

事務職について

事務職には種類がたくさんある

  • 一般事務:書類の作成・管理やパソコン入力、お客様対応、雑用など
  • 営業事務:営業サポート、お客様対応、電話対応、パソコン入力、雑用など
  • 総務事務:備品や事務所の管理、イベント対応
  • 経理事務:現金の管理や収支計算、決算書類の作成補助
  • 人事事務・労務事務:採用や退職の手続き、給料計算。労働保険の手続き
  • 法務事務:契約書の作成や管理、顧問弁護士との中継ぎ
  • 貿易事務:輸出入の手続き、商品管理、輸送・倉庫の手配
  • 学校事務:学校で働く事務
  • 医療事務:病院で働く事務員で幅広く対応する上、受付業務・レセプト管理など

上記のうち保育士から転職しやすい種類は一般事務と営業事務です。

この2つは専門性がそこまで高くないので経験していくうちにできるからです。

ワード、エクセル、パワーポイント、メールはできれば最初から使えたほうがいいです。

最近は、無料動画などで使い方を解説している方がいますので、スクールなどに行くかなくても勉強できるかもしれません。

また、医療事務も未経験者を募集していますが、ほとんどの方が専門学校などで医療事務の勉強をしてから応募しているようです。

医療事務は未経験者の求人もありますが、専門的なことを覚えなければならないです。

また、医療事務は独特なので他の事務職に転職しづらいことがあります。

保育士から事務職に転職する時の4つのポイント

  1. パソコンスキルを上げる
  2. 保育と共通点がある会社を探す
  3. 前職で身に付けたスキルを前向きに活かす
  4. なるべく早く転職活動をする

➀パソコンのスキルを上げる

保育園でパソコン作業をしていた方もいるとは思いますが、事務職で対応できるかどうかははその方自身のスキルによると思います。

私は販売の仕事をしながら、パソコンスクールに通っていました。

正直なところ、パソコンスクールは料金が高く、仕事が終わってからの受講だったので疲れてしまいましたが、ワードとエクセルを基本的なところから教えてもらったことで仕上がりは良くなりました。

最近は、無料動画などで解説している方がいますので、スクールに行かなくても勉強できるかもしれません。

また、転職サイトに登録すると無料でビジネススキルやパソコン研修を行ってくれるところもあります。

履歴書に事務関係の資格を書きたいと思っている方でしたら、手軽に取得できるMOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)があります。

マイクロソフト社公認の資格で日本での累計受験者数は430万人以上になります。

スペシャリスト(一般)とエキスパート(上級)の資格がありワードとエクセルが一通り使えるようになります。

②保育と共通点がある会社を探す

異業種に転職する場合、なるべく保育と共通するところを見つけたほうがいいです。

保育士の場合、保育に関係する会社、子ども服、子育てグッズなどを扱っている会社などを探してみるのもおすすめです。

保育士の経験が活かせる可能性もありますし、会社の方針なども理解しやすいと思います。

ねこプリン
ねこプリン
私は20代後半の時に販売の仕事から営業事務の仕事に転職しました。転職した会社はお店で販売していた商品とほぼ同じ商品を扱う会社でした。

③前職で身に付けたスキルを前向きに活かす

保育士は保育園など特殊な世界にいたことで、一般企業で働くことをためらっていたり、何の経験も活かせないと思っている方もいると思います。

でも、保育士はコミュニケーション能力が高く、臨機応変に対応することを身に付けているので必ずその経験を活かせると思います!

履歴書や職務経歴書には、保育士として得られた経験や仕事で成長できたことなどをきっちりと書いたほうがいいです。

また、「なぜ、保育士から事務職に転職したいのですか?」という質問は必ずされると思います。

その時、「保育園の雰囲気が悪かったから。」などと正直に言ってもプラスに評価されることはありません。

それよりも、「保育士の経験を活かして、御社のような子ども服を扱っている会社に貢献したいと思ったから。」「保育園で保護者と対応することで得たコミュニケーションの力を活かして別の職種に挑戦したいと思ったから。」などと言ったほうがいいと思います。

保育士として働いていたことを前向きにとらえて転職活動をすることで、結果は良いほうに変わってくると思います。

④なるべく早く転職活動をする

保育士の場合、30代以降も保育士の資格や経験があれば採用してくれる職場がたくさんあります。

でも、事務職で特に未経験者は20代~30代前半までが採用の対象者になるので、30代後半になると未経験での求人はほぼありません。

ですので事務職に転職したいと思っている方はなるべく早く行動する必要があります。

そのほうが絶対にいいです!

事務職未経験でもまずは正社員に挑戦したほうがいい

20代で事務職に転職したい方は、とにかく最初から正社員を狙ったほうがいいです。

契約社員や派遣で働いてしまうと年齢を重ねてしまい、後から正社員になりづらくなるからです。

派遣などの働き方は、どうしてもダメだった場合に選択するべきです。

事務職は、なりたい人が多いのでなかなか採用されないことが多いです。

20社、30社受けても書類も通らないという場合は、紹介予定派遣なども視野に入れながら柔軟に転職活動をしたほうがいいと思います。

40代からどうしても事務職に転職したい場合

40代から事務職を探すと限られてしまうことが多いですが、求人が全くないということはありません。

実は40代のほうが子育ても落ち着いてきて、体力を使わない事務職の仕事を探している方は多いのです。

そこで、東京都が独自に行っているサポートを紹介します。

結婚・出産・育児・介護などの理由で退職してしまった方や、その他の理由で退職した方向けに独自に行っている転職サポートがあります。


事務職に就きたい方で54歳以下の方でしたら参加できます。


営業事務の体験談

私は独身の時、営業事務で働いていました。

営業事務は営業のサポートをするのが仕事です。

一日の仕事配分は、電話応対4割、パソコンの作業3割、その他3割くらいでした。

営業事務なので電話応対が多く、10分に1回くらいのペースで電話に出ていました。

相手の方は、取引先の店長さんや修理工場の方です。

電話は商品についての問い合わせが多く、最初は他の社員の方に代わってもらっていましたが、1か月くらいしてから1人で対応できるようになってきました。

電話応対は戸惑いますが、回数をこなしていくうちに慣れていくと思います。

商品に関する電話が多いので、営業事務は他の事務職より会社の商品に詳しくなります。

会社雰囲気は風通しが良く、男女半々くらいの割合だったので居心地が良かったです。

女性の営業職もいました。

残業は毎月20~30hしていましたが、残業代は全て出ました。

営業事務は社内の色々な方と話すことが多いのでコミュニケーション能力が必要ですが、保育士の経験があればコミュニケーションは問題ないと思います。

パソコンは、ワード、エクセル、パワーポイント、テンキーも含めてキーボードを見ないで入力できるくらいにはなっておいたほうがいいです。

事務のスキルを上げたいと思っている方には、実は営業事務はあまりおすすめではありません。

営業事務は商品の勉強をしたり電話応対の仕事が多いので、専門的な事務のスキルを上げることはあまりできないかもしれません。

営業事務から営業職に異動になる方もいたので、むしろ営業寄りになるかと思います。

終わりに

保育士と比べると事務職は体力的には楽なので、向いていればとても良い仕事だと思います。

しかし、希望者が多いので採用してもらうのが難しく、年齢制限があることも多いです。

事務職に転職をする場合、ハローワークで探す方もいるかもしれませんが、同時に転職サイトにも登録して、あらゆる手段を使ったほうがいいです。