異業種への転職

保育士から事務職に転職できる? 【転職するなら早い方がいい】

2020.12.13更新

保育の職場は女性特有の人間関係や休憩が取れなかったりなどの理由で転職したいと思っている方も多いと思いますが、保育士以外の仕事に就きたいと思っている方もいるようです。

私が保育園で働いていて思ったことは、保育士は臨機応変に対応する能力やコミュニケーション能力がとても高いことです。

このことは、事務職でも活かせると思います。

もし事務職に転職を考えているならできるだけ早く転職活動を始めたほうが有利になると思います。

事務職は30代~40代くらいになると正社員に限らずパートや派遣でも求人が減るからです。

事務職は人気が高く2020年10月の有効求人倍率をみると事務職系の有効求人倍率は0.16になります。

全体の有効求人倍率が1.65ですのでかなり厳しい数字です。

出典:doda

保育士から事務職に転職するのは難しいと思っている方もいるかもしれませんが、私が販売職から事務職に転職できたように20代~30代前半であれば保育士から事務職に転職することは不可能ではないことだと思います。

今回は、営業事務の体験談と事務職に転職する時のポイントについて書きました。

事務職について

事務職には種類がたくさんある

  • 一般事務:書類の作成・管理やパソコン入力、お客様対応、雑用など
  • 営業事務:営業サポート、お客様対応、電話対応、パソコン入力、雑用など
  • 総務事務:備品や事務所の管理、イベント対応
  • 経理事務:現金の管理や収支計算、決算書類の作成補助
  • 人事事務・労務事務:採用や退職の手続き、給料計算。労働保険の手続き
  • 法務事務:契約書の作成や管理、顧問弁護士との中継ぎ
  • 貿易事務:輸出入の手続き、商品管理、輸送・倉庫の手配
  • 学校事務:学校で働く事務
  • 医療事務:病院で働く事務員で幅広く対応する上、受付業務・レセプト管理など

上記のうち保育士から転職しやすい種類は一般事務、営業事務です。

この2つは専門性がそこまで高くないので経験していくうちにできると思いますが、ワード、エクセル、パワーポイント、メールは使えた方がいいです。

また、医療事務も未経験からなることもできますが、先に医療事務の勉強をする必要があります。

医療事務は未経験の求人も多いですが、専門的なことも覚えなければならないことと、医療事務以外の事務には転職しづらいこともあります。

保育士から事務職に転職する時の4つのポイント

  1. パソコンスキルを上げる
  2. 共通する部分がある会社を探す
  3. 前職で身に付けたスキルを前向きに活かす
  4. なるべく早く転職活動をする

➀パソコンスキルを上げる

まずはパソコンのスキルです。

保育園でパソコン作業をしていた方もいるとは思いますが、事務職で対応できるかどうかははその方の知識により差が出ると思います。

私は販売の仕事をしながら、パソコンスクールに通っていました。

パソコンスクールは料金が高く、仕事が終わってからの受講だったので疲れてしまうのがネックでしたが、ワード、エクセルを基本的なところから教えてもらったことで知らなかった機能が使えるようになり仕上がりも良くなりました。

自己流で使っていたので、きちんと教えてもらって良かったと思っています。

転職する場合、その職種の経験者がライバルになるので事務職ならパソコンがある程度できることが前提となります。

転職サイトによっては、ビジネススキルやパソコンの研修を行っているところもあります。

また、手軽に取得できる事務職資格にMOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)があります。

マイクロソフト社公認の資格で日本での累計受験者数は430万人以上になります。

スペシャリスト(一般)とエキスパート(上級)の資格がありワードとエクセルが一通り使えるようになります。

私は結婚後にユーキャンで保育士資格を取得したのですが、このブログの記事の「主婦におすすめの保育士資格の取得方法」でもおすすめをしている信頼のある通信講座です。

ユーキャンにはMOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)の講座もあります。
料金は2016対応MOSスペシャリスト(一般)コースだとWord、Excelのセットで29,000円です。

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)に興味のある方はユーキャンのHPをご覧になってみてはいかがでしょうか。

②共通する部分がある会社を探す

異業種に転職する場合、なるべく自分と共通するところを見つけたほうがいいです。

保育士の場合、保育に関係する会社、子ども服、子育てグッズなどを扱っている会社などを探してみるのもおすすめです。

保育士の経験が活かせる可能性もありますし、会社の方針なども理解しやすいと思います。

ねこプリン
ねこプリン
私は20代後半の時に販売の仕事から事務の仕事に転職しました。お店で販売していた商品と同じような製品を扱う会社に事務職として転職しました!

③前職で身に付けたスキルを前向きに活かす

保育士は保育園など特殊な世界にいたことで、一般企業で働くことをためらっていたり、何の経験も活かせないと思っている方もいると思います。

しかし、保育士はコミュニケーション能力が高く、臨機応変に対応することを身に付けているので必ずその経験を活かせると思います。

履歴書や職務経歴書には、保育士として得られた経験や仕事で成長できたことなどをきっちりと書いたほうがいいです。

保育士として働いていたことを前向きにとらえて転職活動をすることで、結果は良いほうに変わってくると思います。

④なるべく早く転職活動をする

保育士の場合、30代以降も保育士の資格や経験があれば採用してくれる職場がたくさんあります。

しかし、事務職の場合は20代~30代前半までが採用の対象者になるので30代後半になると求人が少なくなり、あまり良い職場環境ではない場合もあります。

ですから事務職に転職したいと思っている方はなるべく早く行動する必要があります。

そのほうが絶対にいいです。

事務職未経験でもまずは正社員に挑戦したほうがいい

20代で事務職に転職したい方は、最初から正社員を狙ったほうがいいです。

契約社員や派遣で働いてしまうと年齢を重ねてしまい、後から正社員になりづらくなるからです。

派遣などの働き方は、どうしてもダメだった場合に選択するべきです。

ただ、保育士の求人と違い事務職は人手が足りているので、なかなか採用されないことが多く、20社、30社受けても書類も通らないということもあります。

そのような場合は、紹介予定派遣なども視野に入れながら柔軟に転職活動をしたほうがいいと思います。

転職サイトに登録をして求人を探す場合

転職サイトには様々なタイプがある

  1. 20代未経験者のための転職サイト(未経験者、第二新卒、フリーター、男性・女性、20代対象が多い)
  2. 通常の転職サイト(経験者、男性・女性、20代~30代後半くらいまで対象が多い)
  3. 無期雇用派遣の転職サイト(未経験者、事務職、女性、20代対象が多い)
  4. 派遣や紹介予定派遣の転職サイト(経験者、販売、事務職、女性、30代くらいまでが多い)

上記のように転職サイトといってもタイプが様々です。

➀20代未経験者のための転職サイト

主に20代の方対象の転職サイトで、未経験でも求人が多くある転職サイトです。

若者、フリーター、非大卒、未経験者のための正社員の求人を多く扱っています。

フリーターというと聞こえは悪いかもしれませんが、IT業界などに転職先を見つけている方も多いようです。

もちろん現在はパートやアルバイトをしていて、正社員になりたい方にもおすすめです。

DYM就職ウズキャリキャリアスタート就職Shopなどの転職サイトです。

②通常の転職サイト

最初に紹介した若者、未経験者向けの転職サイトより求人条件のハードルは高くなり経験者の求人が多いですが、未経者の求人も扱っています。

dodaリクナビNEXTなどの転職サイトです。

③無期雇用派遣会社の転職サイト

派遣で働く場合は即戦力を求められることが多いですが、無期雇用派遣は未経験の方が多く働いています。

対象年齢は20代~30代前半までが多いです。

無期雇用派遣は、通常の派遣とは違い正社員と同等の給料・賞与をもらいながら雇用期間の定めのない環境で働くことができますので急に給料がもらえなくなる心配がありません。

おすすめは、専任のアドバイザーが選考から入社後までサポートしてくれるマイナビキャリレーションです。

おすすめの理由は他の無期雇用派遣よりも給料が良いからです。

約6割の方が接客や販売などの別業種からの転職者で、未経験者にビジネスマナーやOAスキルなどの研修も行っています。

ただ、無期雇用派遣のメリットは未経験でも事務職として採用されやすく事務経験を積めるというだけなのでいずれは正社員として転職したほうがいいです。

④派遣や紹介予定派遣の転職サイト

フルタイム派遣の場合は、経験者で20代~30代の求人が多いです。

未経験の場合は、週3日(扶養範囲内)などの求人があることもあります。

事務職の派遣は即戦力が求められますが正社員になれることはほぼないです。

40代以降の方へ

40代以降の方で事務職を探すことは大変です。

しかし、実は40代以降のほうが現場で働くことがきつくなってきたり、子育てが落ち着いたので正社員の事務職に転職したいと思っている方も多いと思います。

そこで東京都が独自に行っているサポートを紹介します。

東京都に限られてしまうのですが、結婚・出産・育児・介護などの理由で退職してしまった方や、その他の理由で退職した方向けに独自に行っている転職サポートがあります。


事務職に就きたい方で54歳以下の方でしたら参加できます。


営業事務の体験談

私は営業事務で働いていました。

営業事務は営業のサポートをするのが仕事です。

一日の仕事配分は、電話応対4割、パソコンの作業3割、その他3割くらいです。

入社して最初の頃は電話が掛かってくる回数が多いことに驚きました。

10分に1回くらいのペースで掛かってきます。

掛けてくる相手は、取引先のお店の店長さんや修理工場の方がほとんどでした。

電話は商品についての問い合わせが多く、最初は他の社員に代わってもらっていましたが、1か月くらいしてから電話で話せる内容が少し増えてきました。

電話応対は戸惑いますが回数をこなしていくうちに慣れていくと思います。

商品に関する電話が多いので、営業事務は他の事務職より会社の商品に詳しくなります。

一対一で教えてくれる方がいたので、その方の補助を受けながら仕事を覚えていきました。

会社雰囲気は風通しが良く、女性の営業も複数いて、男女半々くらいの割合だったので居心地が良かったです。

残業を毎月20~30hしていたのでそれがネックでした。

残業代は全て出ました。

営業事務は社内の色々な方と話し合うことが多いのでコミュニケーション能力が必要ですが、保育士の経験があればコミュニケーション能力は問題ないと思います。

パソコンは、ワード、エクセル、パワーポイント、テンキーも含めてキーボードを見ないで入力できるくらいにはなっておいたほうがいいです。

しかし、事務のスキルを上げたいと思っている方には営業事務はあまりおすすめではありません。

営業事務では、商品の勉強をしたり電話応対のような仕事が多いので事務のスキルを上げることはあまりできないかもしれません。

営業事務から営業職に異動になる方もいたので、むしろ営業寄りになるかと思います。

また、経理事務などのように簿記の資格があってもあまり未経験者を採用しない事務や、英語や法律の知識が必要な事務もあります。

異動などで他の事務に関われるようになり、仕事を覚える機会があればチャンスだと思います。

終わりに

事務職は保育士と比べて残業が少なく保育士と同じくらいの給料なので、向いていればとても良い仕事だと思います。

しかし、希望者が多いので採用してもらうのが少し難しく、年齢制限があることも多いです。

転職をする場合、ハローワークで探す方もいるかもしれませんが同時にいくつかの転職サイトにも登録しておいたほうがいいです。

未経験からの転職のは、転職サイトのコンサルタントにアドバイスをもらいながら進めたほうが良い転職ができると思います。