保育園とベビーシッター選び方

保育園選びのチェックポイント【保育園で働いてみて分かったこと】

保育園ってどうやって選んだらいいの?

選ぶ基準は?

保育園を探す基準は仕事の状況や子育て観で変わると思いますが、ここでは私が保育園で働いて感じた、自分の子どもを預けたいと思う保育園の特徴や選ぶポイントについて書きました。

保育園選びのポイント

保育園を選ぶ時は、「子どもが安全にのびのびと過ごせるかどうかと「保護者の負担」の2点を考えるのがポイントです。

待機児童の多さや保育士の人手不足の問題により、すべて希望通りの園を選ぶことは難しいのが現実ですが、なるべく条件に合った保育園を選べる手助けになればと思います。

保育園に見学に行く場合は漠然と行くのではなく、優先項目を決めてから見学したほうがいいです

「子どもがのびのび過ごせる保育園」のチェックポイント

  1. 園児に対して職員がなるべく多い保育園
  2. 保育園の雰囲気や職員同士の雰囲気が良い
  3. 子どもがのびのびとしていて職員と仲が良い
  4. 色々な年代や性別の職員がいる
  5. 防災、遊具の安全性など危機管理ができている
  6. 清潔感がある(トイレがきれい)
  7. 園庭がある
  8. 子育て方針と保育方針がマッチしている

①園児に対して職員がなるべく多い保育園

保育園は人手不足ですが、それでもなるべく園児に対して職員の数が多い園を選んだ方がいいです。

人が多ければ多いほど園児を見る目も多くなるので事故やケガが少なくなります。

また、職員に心の余裕ができますので子どもへの対応も手厚くなります。

②保育園の雰囲気や職員同士の雰囲気が良い

職員同士の仲が良いと連絡ミスやケガなどが少なく、保育がスムーズに回ります。

例えば、少し個性のある職員や、のんびりとした職員がいたとしても、励まし合いながら尊重している保育園なら、子どもに対しても同じような扱いができると思います。

職員同士の人間関係は、子どもに与える影響が大きいのでチェックしたほうがいいです。

③子どもがのびのびとしていて職員と仲が良い

職員の人数に余裕がある園や職員同士の仲が良い園は、子どもに関わる余裕があるので子どもがのびのびしていて満たされた表情をしています。

また、クラスをまたいで、たくさんの保育士と子ども達の間に信頼関係ができているのも特徴です。

④色々な年代や性別の職員がいる

保育園は若い職員が多いのですが、色々な年代や性別の職員がいたほうが子どもに多様な経験をさせることができます。

また、保育園は閉鎖的な空間なので、年代や性別の違う職員がいることで風通しが良くなります。

⑤防災、遊具の安全性など危機管理ができている

古い保育園は、建物の耐震性や備品の老朽化などで問題がある場合があります。

また、遊具の点検をしているか、危険な物が落ちていないかなどもチェックしたほうがいいです。

⑥清潔感がある(トイレがきれい)

保育園全体に清潔感があるかどうかは重要です。

特に、子どもがトイレを使うと床の上に尿が垂れてしまったり、便が便座についてしまうことがあるので、トイレがきれいかチェックしたがいいです。

職員が足りない保育園では、このような状態が見過ごされがちになります。

⑦園庭がある

都内の保育園では園庭がない場合も多いですが、少し郊外になると園庭がある保育園もあります。

園庭があることで子どもの安全面はかなり守られますし、気軽に外遊びができる環境なので子ども達のストレスは少ないと思います。

⑧子育て方針と保育方針がマッチしている

泥んこ遊びを推奨していたり、英語や音楽、運動に力を入れているなどさまざまな保育園があります。

自分の子どもの性格に合っていて、子育て方針とマッチした園を選んだほうが楽しく過ごせると思います。

保護者の負担が少ない保育園 チェックポイント

  1. 家または駅から近い
  2. 保育園で布団を用意してくれる
  3. 業者のお弁当ではなく給食を保育園で作っている
  4. オムツの持ち帰りがない
  5. 保護者が参加する活動が少ない

①家または駅から近い

これは優先事項の一番に入るのではないかと思います。

家から近い保育園を探すのもいいですが見つからない場合は、駅から近い保育園を探すのもいいと思います。

②保育園で布団を用意してくれる

毎週土曜日に布団、シーツ、かけ布団を持ち帰る保育園もありますがこれは結構な負担になります。

車で送り迎えができる方なら大丈夫ですが自転車や歩きの方は大変です。

布団だけ保育園で用意してあり、シーツとかけ布団だけ持ち帰る保育園もあります。

③業者のお弁当ではなく給食を保育園で作っている

宅配弁当を業者に注文をしてお昼を用意している保育園もありますが、できれば給食を作っている保育園をおすすめします。

毎日のことなので添加物が少ないほうがいいです。

④オムツの持ち帰りがない

なるべくオムツの持ち帰りがない保育園を選んだほうがいいです。

使用済みのオムツはビニールに入っていてもなんとなく臭いますし、家でオムツを捨てるのも手間になります。

オムツの持ち帰りがない保育園は結構ありますのでチェックしたほうがいいです。

⑤保護者が参加する活動が少ない

保育園が決まってから保護者の出番がよくある保育園だったと知る場合もあります。

保育園によっては保護者が参加するミーティングが毎月あったり、運動会などの行事の手伝いがある園もあるので先に確認したほうがいいです。

もちろん保護者が参加する行事があったほうがいいと思う方もいるので個人の考え方にもよります。

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必ず見学をしてから決めたほうがいい

どの園でも見学してから決めた方がいいです。

家から近い保育園がたまたま空いていたので見学をせずに入れてしまい、後悔することもあるようです。

終わりに

今回は保育園の選び方やチェックポイントについて書きました。

待機児童問題もある中で希望の保育園を選ぶことは難しいかもしれませんが、心にとめておくだけでも違うと思います。

優先順位は保護者の方によってそれぞれ違うと思いますが、良かったら参考にしてみてください。