保育士を辞めた主婦がもう一度仕事を始める場合、以前働いていた職種で探したり家の近くでパートの仕事を探すことが多いと思います。
そういった方におすすめなのが、派遣保育士という働き方です。
派遣と聞くとあまりいいイメージを持たない方も多いと思いますが、保育士の場合はむしろホワイトな働き方ができると思います。
派遣保育士は30、40代から働くことも可能です。
ここでは、派遣保育士は中高年や主婦にも向いている理由について書きました。
目次
派遣保育士が中高年や主婦にもおすすめな4つの理由
- 派遣保育士はパート保育士より高い時給で働けるので、より短時間で稼ぐことができる
- 直接雇用ではないので職場の複雑な人間関係から距離を取ることができる
- パート保育士とほぼ同じ仕事内容なので負担が少ない
- 勤務日数を自分で決められ、残業がほとんどない
①派遣保育士はパート保育士より高い時給で働けるので、より短時間で稼ぐことができる
パート保育士の時給はだいたい1000円くらいですが、派遣保育士の時給は1200円~1400円くらいになります。
時給が高い分同じ金額を稼ぐ場合、短時間で済みますのでパートで働くより効率がいいです。
②直接雇用ではないので職場の複雑な人間関係から距離を置くことができる
保育士の仕事は人間関係が複雑な職場が多いですが、派遣という立場なので直接雇用の正社員やパートの保育士と距離を取りやすいです。
割り切って仕事をすることになるかもしれませんが、パート保育士より様々な圧力から解放されます。
派遣という立場のせいで疎外感を感じるのが嫌な方は、パート保育士を選択したほうがいいかもしれません。
③パート保育士とほぼ同じ仕事内容なので負担が少ない
派遣保育士はパート保育士と同じような仕事内容になりますので業務の負担が少ないです。
派遣で働く場合は派遣を扱っている保育士専門の転職サイトに登録することが必要です。
仕事内容で希望がある場合は、転職サイトのコンサルタントに明確に伝えた方がいいです。
④勤務日数を自分で決められ、残業がほとんどない
パート保育士と同じように、週3日など希望する勤務日数を決められます。
派遣保育士は残業がないことがほとんどです。
保育園と派遣会社できちんと契約していますので、保育園から残業してほしいと言われることはありません。
もし、残業があった場合は残業代は支払われます。
派遣保育士とパート保育士の違い
パート保育士は保育園に直接雇用されていますが、派遣保育士は派遣会社契約をしていますので、保育園に直接雇用されているわけではありません。
もちろん派遣会社は保育園とも契約をしています。
派遣保育士は同じ派遣先(同じ保育園)の場合、最長3年まで働けます。
基本的にはパート保育士も派遣保育士も正社員の補助をする立場なので、仕事内容に大きな違いはありませんが派遣保育士は残業をすることはほぼありません。
時給はパート保育士より高いことがほとんどです。
そもそも保育士は正社員になるより派遣になるほうがいい場合もある
保育士は正社員で働いても安定しない場合も多いです。
離職率が高く、常に人手不足ですし、結婚してからも正社員で働き続けることができる保育士は少ないからです。
身分は安定しませんが派遣で働いたほうがいい場合もあります。
正社員の保育士が安定しない理由に挙がるもの
- 給料が低く持ち帰りも含めて残業がある(残業代が出ない)
- 責任が重く仕事量が多い
- 人間関係が悪い
- 委託費の使い道など運営自体に問題がある園も多い
上記のことから安定して長く働ける職場が少ないことが分かります。
事務職などでは派遣から正社員になれたら手放しで喜べるかもしれませんが、保育士の場合は微妙なところです。
正社員という身分と引き替えに無茶を言われたり、馬車馬のように働かされる職場もあります。
委託費の使い道の問題の記事も書きましたので良かったら読んでみてください。

ほいく畑は派遣に強い転職サイトです
ほいく畑は資格は持っていても未経験だったり、ブランクがある方、無資格の方でも求人がある保育士転職サイトです。
派遣の求人も多く扱っています。

終わりに
主婦が仕事をする時は、仕事内容や勤務地のほかに、家庭や子どものことも含めて考えなくてはならないと思います。
また、中高年になってから保育の仕事をするのは体力的に疲れますので、体調に合わせて働いたほうがいいと思います。
そのような中で人間関係で悩んだり、残業によって帰宅が遅くなるなど、さらに問題を抱えることはできるだけ避けたいですよね。
もし、今から仕事を探そうと思っているようでしたら派遣保育士も考えてみてはいかかでしょうか。
